寒さが厳しい冬。
外に出るのが億劫な日も多いですよね。
しかし一歩外に出ると他の時期では見られない絶景が!
今回はそんな「冬の絶景」を全力で楽しめるおすすめスポットを東・西日本に分けて15選紹介します。
東日本エリア
北海道 さっぽろ雪まつり
毎年、国内外から観光客が訪れる冬の大イベント。
札幌駅から徒歩15分の大通会場をはじめ、計3会場で開催されます。
その会場ごとに全く違う雰囲気を楽しめるのが特徴です。
メイン会場の大通会場の魅力はビッグスケールの雪像たち。
1月上旬から約1か月かけてビル4-5階の高さにまでなる雪像は圧巻です。
約1.5kmの通りには大雪像のほかにプロジェクションマッピングや巨大滑り台などが立ち並びます。
すすきの会場は「氷を楽しむ」がテーマ。
幻想的な氷像が立ち並び、見て触れて楽しむことができます。
歓楽街「すすきの」のネオンと氷の世界の融合は写真映え抜群!
北の大地で雪と氷の世界に包まれてみてはいかがですか?
さっぽろ雪まつりの詳細 ■開催期間: 2月上旬 (次年度の開催:2025年2月4日(火)~11日(火・祝)) ■住所: 大通会場→北海道札幌市中央区大通西1~11丁目 すすきの会場→北海道札幌市中央区南4条から南6条までの西3・4丁目 ■アクセス: 大通会場→地下鉄東西線・南北線・東豊線「大通駅」下車 徒歩1分 すすきの会場→地下鉄東西線・南北線・東豊線「すすきの駅」下車 徒歩1分 ■料金:無料 ■電話番号:011-281-6400 ■営業時間:いつでも見学可能(ライトアップは22時まで) ■観光地URL: https://www.snowfes.com/
北海道 しかりべつ湖コタン
真冬の凍った湖の上に現れる幻の村「しかりべつ湖コタン」。
凍った湖の上にはたくさんのイグルーと呼ばれる雪でできたドーム状の家が立ち並びます。
村内の建物はすべて純度の高い雪と氷で作成された芸術品。
氷のグラスでドリンクを楽しめるアイスバーや、氷上露天風呂などの体験ができます。
アイスバーでは自分で好きな形の氷のグラスを作って楽しむことも。
氷なので持ち帰ることはできませんが、きっと良い思い出になるでしょう。
また、会場奥にはチャペルとして使用されることもあるセレモニーイグルーが。
運が良ければ挙式に出会えるかもしれません。
その他、スノーモービルをはじめとした人気ウィンタースポーツを楽しむことも!
ここでしか味わえない冬にきっと出会えますよ。
しかりべつ湖コタンの詳細 ■開催期間: 1月下旬から3月上旬まで ■住所:北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地 ■アクセス: JR帯広駅より北海道拓殖バスで100分 ■料金:500円(協賛金) ■電話番号:0156-69-8181 ■営業時間:9:00-20:00 ■観光地URL: https://kotan.jp/
秋田 横手の雪まつり「かまくら」
みちのく五大雪まつりの一つ。
小正月行事の「かまくら」を体験することができます。
「かまくら」は毎年2月15日、16日に約80基のかまくらの中で開催されます。
元は雪穴を掘ってその中の水神様を祀っていた行事。
時代が進むにつれ観光化が進み今の「かまくら」になったんだとか。
かまくらの前を通ると中にいる子供たちが甘酒や焼いた餅をふるまっておもてなししてくれます。
大小さまざまのかまくらが無数に立ち並んでいる様子は圧巻。
夜になるとライトアップされ、より幻想的な街並みになります。
約450年の歴史を持つ民俗行事、この冬に参加してみてはいかがでしょうか。
横手の雪まつり「かまくら」の詳細 ■開催期間:2月15日、16日 ■住所: 秋田県横手市横手地域内 ■アクセス: JR奥羽本線横手駅より徒歩10分 、無料かまくら会場巡回バスの運行あり(17:40頃~21:00頃) ■料金:無料 ■電話番号:0182-32-2118 ■開催時間:18:00-21:00 ■観光地URL: https://www.city.yokote.lg.jp/kanko/1004035/1004590.html
山形 蔵王の樹氷
自然が作り出す冬限定の芸術「樹氷」。
樹氷は過冷却水滴を含んだ季節風がオオシラビソの木々にあたって瞬間凍結することでできます。
独特な形状で大きく成長した樹氷群は、まさに自然が作り出すアート。
そんな樹氷の楽しみ方はさまざまですが、定番は「ロープウェイ」。
蔵王山麓駅から地蔵山頂駅まで標高約800mを17分ほどの速度であがっていきます。
特に、間にある樹氷高原駅から地蔵山頂駅までに広がる樹氷は絶景。
夜にはライトアップされ、異世界に迷い込んだような美しさを堪能できます。
暖房付きのナイトクルーザーから樹氷を鑑賞する「樹氷幻想回廊ツアー」も人気です。
ナイトクルーザーで約30分間大きな樹氷を間近で見られる特別な体験。
1日4便しか運航されないので事前チェックを忘れずに!
樹氷ライトアップは12月末から2月末までの36日間限定なのでお見逃しなく。
蔵王の樹氷の詳細 ■開催期間: 2月上旬 (次年度の開催:2025年2月4日(火)~11日(火・祝)) ■住所: 山形県山形市蔵王連峰 地蔵岳山頂付近 ■アクセス: JR山形駅から蔵王温泉バスターミナルまで路線バスで約40分、下車後徒歩約15分で蔵王ロープウェイ山麓駅へ。その後、蔵王ロープウェイ利用(山麓駅~樹氷高原駅~地蔵山頂駅) ■料金:ロープウェイ 大人 往復 3,800円 こども 往復 1,900円 ■電話番号:023-694-9518 ■開催時間:18:00-21:00 ■観光地URL: https://zaoropeway.co.jp/winter/juhyo.php
山形 銀山温泉
銀山川の両岸に木造建築の温泉旅館が立ち並ぶレトロな温泉街。
温泉はもちろんのこと、趣のある美しい景観を求めて多くの観光客が訪れます。
大正ロマンの香りが漂う街並みでまるでタイムスリップしたような気分に。
昼間に街中を歩くと目を引くのは立ち並ぶ旅館に描かれるカラフルな鏝絵。
旅館ごとにテーマを持った鏝絵に心躍ります。
歩き回れる範囲にカフェや食べ歩きスポットが充実しており、十分に散策を楽しめますよ。
さらに冬の夜にだけ見られる雪化粧を施した街とガス灯の柔らかい光はまさにノスタルジック。
寒さの中でゆっくりと温泉につかりながら雪を眺める極上の時間を過ごしてみては?
銀山温泉の詳細 ■開催期間:なし ■住所: 山形県尾花沢市銀山 ■アクセス: 東山形新幹線利用/山形 → 奥羽本線急行で40分 → 大石田バスで15分 → 尾花沢のりかえ40分 → 銀山温泉 ■電話番号:0237-28-3933 ■観光地URL: https://www.ginzanonsen.jp/
埼玉 三十槌の氷柱
奥秩父ならではの冬の厳しい環境から創られる氷の芸術「三十槌の氷柱」。
奥秩父の三大氷柱の中でも天然の大氷柱が見られるのはここだけ。
三十槌の氷柱は高さ約8m、幅約30mにもなる大規模な氷のオブジェです。
人の手が一切加わらない自然の造形は神秘的。
岩肌にしみでる湧き水が創り上げる氷柱は毎年姿が変わり、自然を感じることができます。
1年の中で最も寒さの厳しい1月中旬から2月中旬に見られる氷柱はまさに芸術作品のよう。
夜にはライトアップされ昼とはまた違う魅力を楽しめますよ。
天候や気温により氷柱の状態が変わることがあるので、事前チェックを忘れずに。
三十槌の氷柱の詳細 ■開催期間: 1月下旬から2月下旬 ■住所: 秩父市大滝4066-2(ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場) 秩父市大滝4011-1(つちうちキャンプ場) ■アクセス: 西武鉄道「西武秩父駅」から西武観光バス三峯神社線「三十槌バス停」にて下車 秩父鉄道「三峰口駅」から秩父市営バス川又線もしくは西武観光バス三峯神社線「三十槌バス停」にて下車 ■料金:大人 200円、子供(小学生以上) 100円 ■電話番号:0494-55-0707 ■開催時間:ライトアップ 【平 日】17:00~19:00 【土・休日】17:00~20:00 ■観光地URL: https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_flower/1403/
石川 兼六園
兼六園は日本三名園のひとつ。
四季折々の美しさを楽しめる庭園として多くの人に長年親しまれています。
そんな兼六園の冬を代表する景色が「雪吊り」。
雪吊りとは雪の重みで樹木が折れないように約800本の縄で霞が池の唐崎松枝を吊り上げること。
その姿は、繊細かつ勇壮で加賀百万石の大名庭園を一層美しく飾り立てます。
前夜に雪が多く降った時には、早朝に行くのがオススメ。
天気にもよりますが雪吊りの縄に雪が積もり、美しい景色が広がります。
雪の多い2月には期間限定で夜間の無料開放とライトアップが。
昼間とは違った幻想的な庭園を楽しめますよ。
兼六園の詳細 ■開園日:年中無休 ■開園時間:8:00-17:00 ■住所: 石川県金沢市丸の内1番1号 ■アクセス: 金沢駅よりバスで12分「兼六園下・金沢城」下車、その後徒歩で5分 ■料金:大人 320円、子供(18歳以上) 100円 ■電話番号:076-234-3800 ■観光地URL: https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/index.html
長野 HAKUBA MOUNTAIN HARBOR
四季を通じた雄大な景色の中で様々なアクティビティが楽しめるマウンテンリゾート。
そこに北アルプスの絶景が一望できる山頂テラスがあります。
新緑や紅葉も魅力ですが、冬の雪景色は圧巻。
テラスからスキーヤーやスノーボーダーを見下ろすことができます。
とはいえ標高1,289mの山の上は極寒。
ですが、室内にあるイートインスペースからゆっくりと山の景色を堪能できます。
スペースにはニューヨーク発の人気ベーカリー「THE CITY BAKERY」も併設。
温かいフードと共に真っ白な絶景を楽しんでみては?
HAKUBA MOUNTAIN HARBORの詳細 ■住所: 長野県北安曇郡白馬村北城12056 ■アクセス: JR長野駅より特急バス「長野-白馬線」で「白馬・岩岳」まで。約1時間20分 ■料金:ゴンドラ往復 大人 2,400円、子供(小学生以上) 1,300円 ■電話番号:0261-72-2474 ■営業期間 ウィンターシーズンは12月中旬から3月下旬まで ■観光地URL: https://iwatake-mountain-resort.com/hmh
岐阜 白川郷
1995年に世界文化遺産に登録された「白川郷」。
合掌造りと呼ばれる急勾配の茅葺屋根が特徴の集落です。
その風景は日本情緒たっぷりでまるでタイムスリップしたかのような気分になります。
特に、一面銀世界となる冬は格別。
美しい雪景色と集落が織りなす景色は白川郷ならでは。
1月・2月にはライトアップされ、一風変わった光景が広がります。
ライトアップされる日は限定なので、事前に確認を!
白川郷の詳細 ■住所: 岐阜県大野郡白川村荻町1086 ■アクセス: 金沢・富山からは高速バスで約1時間半、名古屋からは2時間ほど ■開催時間:17:30-19:30 ■料金:マイカー・タクシー 1台/5,000円~ ■電話番号:05769-6-1013 ■観光地URL: https://shirakawa-go.gr.jp/
西日本エリア
京都 金閣寺
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている「金閣寺」。
室町幕府三代将軍・足利義満が建立したことで有名です。
京都観光の定番スポットですが、冬に見せる顔はまた特別。
冬の冷え込んだ日には雪をまとった貴重な姿を見ることができます。
真っ白な雪と金閣寺の金色のコントラストが写真映え抜群。
凛とそびえたつその姿は強さを感じることができます。
降雪の可能性があるのは1月上旬から2月中旬頃。
天気予報を確認して冬の絶景を見に行ってみるのはいかがでしょう?
金閣寺の詳細 ■住所: 京都府京都市北区金閣寺町1 ■アクセス:JR京都駅から市バスで40分、「金閣寺通」下車 ■料金:参拝料 大人(高校生以上) 500円 子供 300円 ■電話番号:075-461-0013 ■営業時間:9:00~17:00 ■観光地URL: https://www.shokoku-ji.jp/kinkakuji/
京都 貴船神社
「京の奥座敷」と呼ばれる京都の山あいに位置する古社。
677年にはすでに御社殿が造られていたという京都屈指の歴史を誇っています。
ご利益があるのは「運氣隆昌、えんむすび、諸願成就」。
そのご利益と四季折々の景色を求めてたくさんの参拝者が訪れます。
どの季節も魅力的ですが、冬の雪と合わさることで美しさが倍増。
朱色の灯篭や鳥居と雪が生み出す景色は冬限定です。
積雪日限定でライトアップが行われるのでSNSのチェックも忘れずに。
貴船神社の詳細 ■住所: 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180 ■アクセス:叡山電車貴船口駅から京都バス貴船行きで5分、終点下車、徒歩5分 ■電話番号:075-741-2016 ■営業時間:6:00~20:00 ■観光地URL: https://kifunejinja.jp/ ■公式SNS:https://twitter.com/kifunejinja
鳥取 鳥取砂丘
日本最大級の砂丘、鳥取砂丘。
風に運ばれ形を変える壮大な姿に胸が打たれます。
見どころは多くありますが、一度見てみたい絶景が冬の鳥取砂丘。
北西風が吹き荒れた後、雪が砂を覆い白銀の世界が広がります。
天気が良い日には青い海と空、そして白い砂丘との組み合わせを楽しめます。
クリスマス時期には「鳥取砂丘イリュージョン」というイルミネーションイベントも。
冬ならではの景色を見に行ってみては?
鳥取砂丘の詳細 ■住所: 鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971 ■アクセス:鳥取駅より路線バスにて20分「砂丘会館」下車 ■電話番号:0857-22-0021 ■営業時間:9:00~17:00(鳥取砂丘ビジターセンター) ■観光地URL: https://www.sakyu-vc.com/jp/
和歌山 仙人風呂
冬になると現れる天然の露天風呂。
仙人のお告げによって見つかったという言い伝えからその名が付いたとされています。
その大きさは幅40m、奥行き15mと日本最大級。
青空・星空を見ながら入れるのが人気のポイントです。
毎週土曜日の夜には「湯けむり灯篭」が開催。
満天の星空のもと、ゆらりとした煙に囲まれながら露天風呂に浸かることができます。
冬の風物詩をあなたも体験してみてはいかがでしょうか?
水着の準備を忘れずに。
仙人風呂の詳細 ■住所: 和歌山県田辺市本宮町本宮100-1<世界遺産熊野本宮館内> ■アクセス:JRきのくに線新宮駅より熊野交通バス川湯温泉行にて「ふじや前」下車。 ■電話番号:0735-42-0735 ■営業時間:6:30-22:00 ■観光地URL: https://www.hongu.jp/onsen/kawayu/senninburo/
道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢
西日本最大級の広さを誇る道の駅。
ホテルに温泉、遊園地、BBQ場、カフェなどたくさんの施設が並びます。
冬になると関西最大規模のイルミネーションイベント「神戸イルミナージュ」が開催。
例年20万人ほどがおとずれる人気のイベントです。
会場にはアイストンネルや色とりどりの光の迷路などもりだくさん。
中東の宮殿をイメージしてつくられた高さ7mの装飾は中を散策することが!
家族や友人と一緒に楽しみたいオススメのイベントです。
道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢の詳細 ■住所: 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢2150 ■アクセス:JR「三田駅」からタクシーで約15分 ■電話番号:078-954-1010 ■イルミネーション点灯期間:11月上旬から2月中旬 ■イルミネーション点灯時間:17:30-21:30 ■観光地URL: https://fruit-flowerpark.jp/
岡山 湯原温泉 砂湯
川底から湧き出る温泉でできた天然の大露天風呂。
24時間無料で開放されており、いつでも大自然の中で天然温泉が満喫できることで人気です。
美人の湯・子宝の湯・長寿の湯と湯度が異なる湯舟を楽しめます。
どの季節でも楽しめますが、冬のイベント「キャンドルファンタジー」ではさらに魅力的。
砂湯一帯が626本のろうそくでライトアップされます。
オレンジ色の小さな灯かりに包まれる温泉郷の独特な雰囲気。
最高の癒し空間が広がります。
冬の夜空を彩る花火や心も温まる夜マルシェも同時開催。
開催日は毎年異なるので公式SNSをチェックしてみてください。
湯原温泉 砂湯の詳細 ■住所: 岡山県真庭市湯原温泉 ■アクセス:JR中国勝山駅から湯原温泉・蒜山高原行きバス約35分、「湯原温泉」下車、徒歩約15分 ■電話番号:0867-62-2526 ■入湯料:無料 ■キャンドル点灯時間:18:00-21:30 ■観光地URL: https://www.maniwa.or.jp/yubara/
長崎県 ランタンフェスティバル
長崎の冬を彩る風物詩「長崎ランタンフェスティバル」。
中国の旧正月を祝う「春節祭」を期限としたお祭りです。
約15,000個のランタンの灯りが長崎市内中心部を包み込み街じゅうがにぎやかになります。
大小さまざまなオブジェのほか、中国色豊かなイベントもたくさん。
中国衣装をまとって行進する「皇帝パレード」はフェスティバルの目玉のひとつです。
中華街周辺では角煮饅頭や中華スイーツなどの定番中華料理も。
本場中国の風情を街の雰囲気や食文化から感じることができます。
体験型のイベントも多くあるので思い出を持ち帰ることもできますよ。
ランタンフェスティバルの詳細 ■開催期間: 2月上旬から2月下旬 ■住所:長崎県長崎市新地中華街、観光通りアーケード、中央公園 他 ■アクセス: JR長崎駅より路面電車「新地中華街」下車1分 ■電話番号: 095-822-8888 ■観光地URL: https://www.at-nagasaki.jp/lantern-festival
東日本・西日本と冬旅行オススメのスポットを15選ご紹介しました。
いかがでしたか?
冬旅行を楽しみましょう!