長野県で旅行といったらココ!というスポットを「エリア別」にご紹介します。
南北に長く、日本アルプスと呼ばれる3つの非常に大きな山脈を抱える長野県。
海こそありませんが、日本一長い川「信濃川(千曲川)」も流れる、非常に起伏に富んだ地理を持つのが、信州・長野の特徴です。
かつては重要な街道もあり、城下町や宿場町も作られました。地形が面白く歴史もある信州では、観光スポットも多種多彩。
ぜひお出かけの参考にしてください。
北信濃エリア
1.志賀高原
国内を代表する上信越高原国立公園の中心にあり、ユネスコエコパークにも指定されている志賀高原。
標高差があるため豊かな植生が広がり、多様性に溢れた大自然を楽しむことができます。
四季によって違った楽しみ方ができるのも魅力の1つです。
スキーシーズンには天然雪のパウダースノーが、また地形を生かしたバリエーション豊かなコースはビギナーからエキスパートまで楽しめます。
グリーンシーズンもトレッキングやサイクリング、キャンプなどといったアクティビティを楽しめます。
志賀高原の詳細 ■住所: 〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏7148 ■アクセス: ≪車≫ 上信越自動車道「信州中野IC」から約25㎞ ≪公共交通機関≫ 長野電鉄「湯田中駅」→路線バス「志賀高原」 ■電話番号:0269-34-2404 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:https://www.shigakogen.gr.jp/
2.妙高山戸隠連山国立公園
妙高戸隠連山国立公園は、新潟県と長野県の県境にあり、大きく4つのエリアに分けられます。
新潟県側は、一目で5つもの山を一望できる「一目五山」の絶景が見れる展望台のある糸魚川・小谷エリア、スキー場のほか自然を楽しめる妙高高原温泉郷のある妙高エリアがあり、長野県側は、山岳信仰から生じた戸隠神社や長野県側から「一目五山」の絶景が見れる丹霞郷のある戸隠・飯綱エリア、ナウマンゾウが発掘された野尻湖のある野尻湖・黒姫エリアがあります。
数日かけてじっくりと楽しめます。
妙高山戸隠連山国立公園の詳細 ■住所: 〒949-2113 新潟県妙高市 ■アクセス: ≪車≫ 上信越自動車道「妙高高原IC」から約7㎞ ≪公共交通機関≫ JR「長野駅」→路線バス「戸隠中社」 JR「長野駅」→しなの鉄道「妙高高原駅」→路線バス「池の平 いもり池入口」 ■料金:無料 ■電話番号:026-231-6570 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:https://myoko-togakushi.jp/
3.黒姫高原
その立ち姿から「信濃富士」とも呼ばれる黒姫山の東山麓に広がる黒姫高原。
冬場はスキー場として、夏場はスキーゲレンデを利用して、50品種100万本のコスモスが咲く黒姫高原コスモス・ダリア園にもなっています。
コスモスが満開になる9月頃は毎年多くの人が訪れる絶景スポットとなっています。
また、コスモス園の山頂から野尻湖を中心に町が一望できる「望湖台」、黒姫童話館・御鹿池・御鹿湿原などを巡るハイキングコースもあり、人気を集めています。
黒姫高原の詳細 ■住所: 〒389-1303 長野県水内郡信濃町野尻黒姫高原 ■アクセス: ≪車≫ 上信越自動車道「信濃町IC」から約5㎞ ■料金:無料 ■電話番号:026-255-3226 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:https://www.shinano-machi.com/spot/92
4.戸隠神社
遠い神代の昔、この地に天の岩戸が飛来してできたと伝わる戸隠山。
標高1000mを超すその麓に「天の岩戸開き神話」ゆかりの神々を祀っています。
奥社、中社、宝光社、九頭龍社、火之御子社の5社からなり、創建以来2000年余りの歴史を刻んでいます。
中社・宝光社地区は門前町としても発達し、神秘に満ちた独特の雰囲気を愛した文人なども滞在した宿坊が軒を連ねています。
奥社参道の杉並木や5社を巡る参拝者が多く訪れています。
戸隠神社の詳細 ■住所: 〒381-4101 長野県長野市戸隠中社3506 ■アクセス: ≪車≫ 上信越自動車道「信濃町IC」から約20㎞ ≪公共交通機関≫ JR「長野駅」→路線バス「戸隠宝光社」 JR「長野駅」→路線バス「戸隠中社」 JR「長野駅」→路線バス「戸隠奥社入口」 ■料金:無料 ■電話番号:026-254-2001 ■営業時間:9:00~16:30 ■観光地URL:https://www.togakushi-jinja.jp/
5.うずら家
戸隠神社の中社のすぐそばにある「蕎麦処 うずら家」。
戸隠のなかで最も有名なそば屋さんの一つです。
戸隠黒姫産の地粉を伝統的な手作業で打った蕎麦をいただけます。
厳寒の真冬に1年分製粉し、-20℃にて冷凍保存することで、1年を通じて新そばの風味が愉しめます。
蕎麦はもちろんのこと、こちらに行ったら食べていただきたいのが「そばがき」。
他にもごま油で揚げた天ぷらなど魅力的なメニューが盛りだくさん。
ぜひシェアして気になるお料理を食べてみてください。
うずら家の詳細 ■住所: 〒381-4101 長野県長野市戸隠3229 ■アクセス: ≪車≫ 上信越自動車道「信濃町IC」から約20㎞ ≪公共交通機関≫ JR「長野駅」→路線バス「戸隠中社」 ■電話番号:026-254-2219 ■営業時間:10:30~16:00 ■観光地URL:https://uzuraya.nagano.jp/
東信州エリア
1.湯の丸高原
湯の丸高原は浅間連峰の西側に位置し、群馬県と長野県の県境にあります。
その名のとおり、丸く穏やかな表情の峰々と、爽やかな亜高山帯の気候がおりなす一帯は「花高原」として親しまれています。
有名なつつじ平のレンゲツツジ大群落は、国の天然記念物にも指定され、初夏6月下旬には湯ノ丸山の山肌を鮮やかな朱色の絨毯のように染め上げます。
周辺の山々は、比較的登りやすく、安定した気候と抜群の展望から、初心者も安心して登れるコースとして人気があります。
烏帽子岳の山頂からは北アルプスのパノラマ、上信越の山々、眼下には千曲川の流れが、篭ノ登山・水ノ塔山からは浅間山から富士山、八ヶ岳、北アルプス、遠くの日光山系まで見ることができます。
湯の丸高原の詳細 ■住所: 〒377-1614 群馬県吾妻郡嬬恋村田代 ■アクセス: ≪車≫ 上信越自動車道「東部湯の丸IC」から20分 上信越自動車道「小諸IC」から25分 ≪公共交通機関≫ しなの鉄道線「田中駅」→タクシーで30分 しなの鉄道線「滋野駅」→タクシーで25分 ■料金:無料 ■電話番号:0268-62-1341 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:https://tomikan.jp/genre/experience/yunomaruhighland/
2.野辺山高原
標高1,000mを越える野辺山高原は宇宙に近く、透み渡る空気の中、星の光を遮るものがなく満天の星を楽しむことができる星空の美しい高原です。
夜の長い冬においては日本で見ることのできる星座79星座のすべてを楽しむことができます。
野辺山高原のある南牧村は、平成23年沖縄県石垣市、岡山県井原市美星町とともに天文学者が選ぶ「日本で一番綺麗な星空ベスト3」に選ばれました。
また、野辺山高原は雄大な八ヶ岳山麓の豊かな自然にはぐくまれた緑豊かな高原です。
八ヶ岳はもちろん、富士山、南アルプス、奥秩父などの高峻山岳の展望と豊富な高山植物に彩られた飯盛山登山、深い原生林、岩陵と変化に富んだ八ヶ岳登山、牧場での動物たちとのふれあいやサイクリングを爽やかな高原で体験してみませんか。
野辺山高原の自然を満喫できるはずです。
野辺山高原の詳細 ■住所: 〒384-1400 長野県南佐久郡川上村 ■アクセス: ≪車≫ 中央自動車道「長坂IC」から約20㎞ ≪公共交通機関≫ JR「野辺山駅」 ■料金:無料 ■電話番号:0267-96-2211 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:https://www.kanko-nobeyama.jp/
3.雲場池
御膳水からの清冽な水を源とする、六本辻近くにある静かな池です。
「スワンレイク」とも呼ばれる小さな池は、水面に映る四季折々の自然が美しく、とても落ち着いた雰囲気の場所です。
雲場池周辺は約1kmの散策路となっており、のんびり歩きながら景色を楽しむことができます。
新緑や紅葉の季節は特に素晴らしく、軽井沢を代表する景勝地です。
水面に映る木々、のどかにたたずむカルガモ、そして軽井沢の気候が織成す情緒豊かな景色。
のんびり散策するのにもってこいの場所です。
雲場池の詳細 ■住所: 〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢 ■アクセス: ≪車≫ 上信越自動車道「軽井沢IC」から約13㎞ ≪公共交通機関≫ JR「軽井沢駅」→タクシーで7分 ■料金:無料 ■電話番号:0267-45-8579 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:https://www.town.karuizawa.lg.jp/www/contents/1001000000699/index.html
4.上田城跡公園
上田城は天正11年に真田昌幸によって築かれた平城で、上田盆地のほぼ中央に位置しています。
堀と土塁で囲まれ、虎口に石垣を使った簡素な城ですが、第一次、第二次上田合戦で徳川の大軍を撃退し、天下にその名を轟かせました。
数ある城郭のなかでも、2度もの実戦経験をもち、輝かしい戦果をあげた城は、全国でも他に例がありません。
かつて本丸には櫓門2基、櫓7基がありましたが、現在は櫓3基と櫓門1基をみることができます。
また、園内には石垣や土塁が到る所に残されています。
真田氏から始まり、築城から400有余年。
桜や新緑、紅葉など、美しい四季の移ろいとともに、戦国ロマンあふれる園内で、歴史探訪をぜひお楽しみください。
上田城跡公園の詳細 ■住所: 〒386-0026 長野県上田市二の丸2-46263イ ■アクセス: ≪車≫ 上信越自動車道「上田菅平IC」から4㎞ ≪公共交通機関≫ JR「上田駅」から徒歩12分 ■料金:無料 ■電話番号:0268-23-5135 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:https://www.city.ueda.nagano.jp/site/kankojoho/6003.html
5.別所温泉
古くは「七久里の湯」と呼ばれた別所温泉は、平安時代の有名な和歌集にもその名をとどめ、信州最古ともいわれる温泉です。
その後、北条氏が別院として使っていたことから「別所」という名前がついたといわれています。
肌がなめらかになる「美人の湯」として知られ、温泉街には、旅館の内湯のほかに3つの外湯と2つの足湯があります。
また、周辺一帯は「塩田平」と呼ばれ、全国でも数少ない文化財の宝庫となっています。
鎌倉時代から室町時代にかけて造られた神社仏閣をはじめ、石造りなどの中世の文化財が多数残されていることから、「信州の鎌倉」と呼び親しまれています。
別所温泉の詳細 ■住所: 〒386-1431 長野県上田市別所温泉 ■アクセス: ≪車≫ 上信越自動車道「上田管平IC」から約20㎞ 上信越自動車道「坂城IC」から約16㎞ 長野自動車道「麻績IC」から約25㎞ ≪公共交通機関≫ JR「上田駅」→別所線「別所温泉」 ■電話番号:0268-38-3510 ■観光地URL:https://www.bessho-spa.jp/
諏訪エリア
1.諏訪大社
全国の諏訪神社の総本社であり、国内最古の神社のひとつです。
諏訪湖の南に上社があり前宮、本宮と、北に下社の春宮、秋宮と四社で構成される神社で、関係の摂社末社は60数社が郡内全域に鎮座しています。
7年に一度、寅と申の年には「式年造営御柱大祭」、通称柱祭は、宝殿の造営と長さ約17m、重さ10tにもなるモミの巨木を人力のみで曳き、各お宮の社殿の四隅に建てるという勇壮なもので、毎回20万人以上が訪れる諏訪大社で最大の神事が行われます。
諏訪大社の詳細 ■住所: 〒392-0015 長野県諏訪市中洲宮山1 ■アクセス: ≪車≫ 中央自動車道「諏訪IC」から約2㎞ ≪公共交通機関≫ JR「茅野駅」→タクシー約3㎞ ■料金:無料 ■電話番号:0266-52-1919 ■営業時間: 金堂、講堂 8:00~17:00 宝物館、観智院 9:00~17:00 ■観光地URL:https://suwataisha.or.jp/
2.尖石遺跡
尖石遺跡は、長野県茅野市豊平南大塩にある紀元前4,000年から3,000年の縄文後期の生活跡遺跡です。
数多くの住居址や遺物が確認されたこともあり1952年に特別史跡に指定されました。
また、尖石遺跡内にある尖石縄文考古館では、発掘された有名な国宝「縄文のビーナス」や土器、古代から採られていた黒曜石を用いた石器など、およそ2000点以上もの縄文時代に使われていた遺物を間近に見られる貴重な展示場です。
史跡公園には、縄文集落の復元住居もあり見学することができます。
また、土器や土偶作り、縄文人の衣装の試着など、なかなか体験できない「縄文教室」をすることができます。
尖石遺跡の詳細 ■住所: 〒391-0213 長野県茅野市豊平4734-132 ■アクセス: ≪車≫ 中央自動車道「諏訪IC」から30分 中央自動車道「諏訪南IC」から40分 ≪公共交通機関≫ JR「茅野駅」→路線バス「尖石縄文考古館前」 ■料金: 大人:500円 高校生:300円 小中学生:200円 ■電話番号:0266-76-2270 ■営業時間:9:00~17:00 ■観光地URL:https://www.city.chino.lg.jp/site/togariishi/
3.上諏訪温泉
背後には霧が峰から続く山並みが、目前には諏訪湖が広がる温泉地です。
諏訪湖畔に大型ホテルや観光施設が並び、多くの人たちで賑わっています。
昭和3年に建設されたクラシックな建物が目印の「片倉館」は、「千人風呂」を持つ日帰り温泉です。
大理石造りの浴槽は、深さ約1.2mの立って浸かる珍しい温泉となっています。
底に玉砂利が敷き詰められており、足の裏を程よく刺激してくれるのが気持ちいいです。
また、少し歩けば平安時代の文献にも出てくる諏訪大社に、昔ながらの造り酒屋や味噌蔵が静かに佇む情緒たっぷりの街並みを見ることができます。
上諏訪温泉の詳細 ■住所: 〒392-0003 長野県諏訪市上諏訪 ■アクセス: ≪車≫ 中央自動車道「諏訪IC」から10分 ≪公共交通機関≫ JR「上諏訪駅」徒歩10分 ■電話番号:0266-52-7155 ■観光地URL:http://www.suwako-onsen.com/
4.諏訪湖畔
諏訪盆地の真ん中に位置する諏訪湖は、信州一大きな湖です。
遊覧船での水上観光や、冬にはワカサギ釣りなどが楽しめるほか、湖周辺には温泉や美術館などの観光施設も充実しています。
諏訪湖ハイツ・岡谷湖畔公園からみる諏訪湖は、富士山、八ヶ岳と四季折々様々な魅力にあふれています。
夏には、4万発以上の花火が湖面を彩る日本でも屈指の花火大会「諏訪湖祭湖上花火大会」が開催されています。
また、1月〜2月にかけては諏訪湖の冬の風物詩「諏訪湖の御神渡り」が見れるかもしれません。
全面氷結した湖面が朝晩の気温差によってひび割れて筋状に盛り上がる現象です。
温暖化の影響もあり、貴重な光景として知られています。
諏訪湖畔の詳細 ■住所: 〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り ■アクセス: ≪車≫ 中央自動車道「諏訪IC」から10分 ≪公共交通機関≫ JR「上諏訪駅」徒歩10分 ■料金:無料 ■電話番号:0266-52-2111 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:https://www.suwakanko.jp/
5.霧ケ峰高原
車山から鷲ヶ峰にかけて、ゆるやかな起伏が美しい霧ヶ峰。
風はさわやかで、緑は鮮やか。
思わず深呼吸したくなります。
遠くに雄大なアルプス、八ヶ岳、富士山が望める全国屈指のパノラマに心躍ることでしょう。
そして四季折々に咲き誇る草花も、この世の楽園を思わせる絶景です。
6月のレンゲツツジ、7月のニッコウキスゲ、8月のマツムシソウの大群落は、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
夏にはキャンプにハイキング、グライダー。
冬にはスキーやスノートレッキング。
ただ行きすぎるのではなく、ゆっくり時間をかけて自然とふれあってみてください。
霧ケ峰高原の詳細 ■住所: 〒392-0008 長野県諏訪市霧ケ峰 ■アクセス: ≪車≫ 中央自動車道「諏訪IC」から約16㎞ ≪公共交通機関≫ JR「上諏訪駅」→路線バス「車山高原」 ■料金:無料 ■電話番号:0266-52-4141 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:https://kirigamine.suwakanko.jp/
日本アルプスエリア
1.河童橋
上高地のシンボルともいえる梓川にかかった河童橋。
人工物でありながら、その姿は大自然と融合し上高地に欠かせない風格のある存在となっています。
橋の上からは雄々しくそびえる穂高連峰や岳沢、清冽なる梓川の流れ、陽光に煌めき揺れる川辺のケショウヤナギやカラマツ、そして振りかえれば時折噴煙たなびく焼岳が展望できる絶好のビューポイントとなっています。
4月27日の開山祭から5月の連休にかけて、あるいは7月中旬からの夏休み期間、そして10月上旬あたりからの紅葉の時期には多くの観光客で賑わいます。
文豪、芥川龍之介も北アルプス登山の際にこの地を訪れており、後年執筆された小説『河童』の中で河童橋を登場させています。
河童橋の詳細 ■住所: 〒390-1516 長野県松本市安曇上高地 ■アクセス: ≪車≫ 長野自動車道「松本IC」から約50㎞→沢渡駐車場→路線バス・タクシー ≪公共交通機関≫ 上高地線「新島々駅」→路線バス「上高地バスターミナル」徒歩5分 ■料金:無料 ■電話番号:0263-94-2301 ■営業時間:5:00~17:00 ■観光地URL:https://www.kamikochi.or.jp/learn/spots/1319/
2.八方池
八方尾根にある「八方池」は、雪解け水が溜まってできた雲上の池です。
天気が良い日は、その水面に白馬連峰の山々が映り、とても神秘的な光景に出会えます。
近くには八方池山荘があり、食堂や売店も併設しています。
春から夏にかけ、周辺に300種以上の花が咲く高山植物の宝庫で、位置によっては日本百名山の11峰を見渡せるなど、見どころがたくさんあります。
標高2,060mという高地にありますが、ゴンドラとリフトを乗り継ぐことで、約1時間半のトレッキングで辿り着くことができます。
八方池の詳細 ■住所: 〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城 ■アクセス: ≪車≫ 上信越自動車道「長野IC」約50分→ゴンドラリフト・クワッドリフトを乗り継ぐ ≪公共交通機関≫ JR「白馬駅」→路線バス「八方」徒歩10分 ■料金:無料 ■電話番号:0261-72-3232 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:https://www.happo-one.jp/happo-ike/
3.白骨温泉
日本の真ん中、長野県のほぼ中央に位置する信州・松本市「白骨温泉」。
市内の西側に広がる日本の名勝、北アルプスの峰々と霊峰・乗鞍岳。
その乗鞍岳の東側山腹に白骨温泉は湧き出ています。
深い樹林と湯川渓谷に囲まれた野趣あふれる季節を肌で感じる温泉地です。
大正二年、長編小説中には白骨の地を「五彩絢爛たる絶景」と称賛され全国に知らせることとなり、以来、喧騒を逃れて、季節のうつろいを愛で大自然の恵みを一心に享受したいと願う多くの湯治客に愛されています。
白骨温泉の詳細 ■住所: 〒390-1515 長野県松本市安曇4197-16 ■アクセス: ≪車≫ 長野自動車道「松本IC」から約1時間 ≪公共交通機関≫ 松本電鉄「新島々駅」→路線バス「白骨温泉」 ■電話番号:0263-93-3251 ■観光地URL:http://www.shirahone.org/
4.松本城
松本城は1504年築城といわれる深志城を祖とする平城です。
白漆喰と黒漆で塗り分けた二色の外壁が特徴で、現存12天守、国宝5城のひとつに数えられています。
国宝に指定されたのは1593年~1594年に普請された5重6階・望楼型の大天守と乾小天守と渡櫓、江戸時代に増設された辰巳附櫓と月見櫓の5棟です。
戦国期の櫓には狭間や石落などの迎撃設備が存在しますが、泰平の世である江戸期の櫓には見られません。
時代の遷移が構造に現れている点が松本城の見所のひとつです。
また、内部には鉄砲や具足、二の丸御殿跡の出土品などが展示されています。
松本城の詳細 ■住所: 〒390-0873 長野県松本市丸の内4-1 ■アクセス: ≪車≫ 長野自動車道「松本IC」から約3.5㎞ ≪公共交通機関≫ JR「松本駅」徒歩20分 ■料金: 大人:700円 小中学生:300円 ■電話番号:0263-32-2902 ■営業時間:8:30~17:00 ■観光地URL:https://www.matsumoto-castle.jp/
5.浅間温泉
浅間温泉は、信州(長野県)のほぼ中央に位置し、素晴らしい四季折々の大自然に囲まれている一方、JR松本駅からバスで20分、長野道松本ICから車で20分、松本空港からバスやタクシーで40分と交通の便もよい温泉地です。
浅間温泉は、西暦698年の飛鳥時代、日本書紀に登場する束間であろうと推定されています。
浅間の地には天武天皇に仕えていた有力な氏族の古墳が数多く見つかっていることからも、この頃から都にも知られていたことがうかがわれます。
浅間温泉のお湯は、長野県内の温泉の中でもトップレベルの湯量を誇り、源泉の温度が約50℃のため、加水や加温が不要で、「完全掛け流し」で入れる宿が多いのが特徴です。
浅間温泉の詳細 ■住所: 〒390-0303 長野県松本市浅間温泉3-16-3 ■アクセス: ≪車≫ 長野自動車道「松本IC」から約25分 ≪公共交通機関≫ JR「松本駅」→路線バス/タクシー「浅間温泉」 ■電話番号:0263-46-1224 ■観光地URL:https://asamaonsen.com/
木曽路エリア
1.妻籠宿
木曽路の中でも古い宿場の町並みが現存していることで人気を誇る妻籠宿。
江戸時代までは馬籠宿の一つ手前にあり、中山道42番目の宿として栄えていましたが、明治期以降は交通網の変化により衰退していきました。
そこで昭和40年代には保存に照準を合わせた集落の維持が叫ばれるようになり、古い町並みをそのまま残すようになりました。
その後この一帯は「売らない・貸さない・こわさない」の3原則を徹底することで歴史を体験できる町並みとして人気を集めています。
ここから馬籠宿までの中山道を徒歩で辿るコースも整備されているので、お散歩するのもおすすめです。
妻籠宿の詳細 ■住所: 〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻2196-1 ■アクセス: ≪車≫ 中央自動車道「中津川IC」から約30分 ≪公共交通機関≫ JR「南木曽駅」→路線バス「妻籠/妻籠橋」 ■電話番号:0264-57-3123 ■観光地URL:https://tsumago.jp/
2.木曽漆器館
江戸の昔より木曽平沢の漆器は中山道のみやげ物として人気がありました。
受け継がれてきた伝統の技はもちろん、現代のライフスタイルに合わせた新しい塗り方や製品も生まれており、今もみやげ物として多くの方に喜ばれています。
「木曽漆器館」は木曽漆器の産地ならではの博物館です。
有形民俗文化財木曽漆器の製作工程はじめ、作品や資料を展示しています。
また、自分でデザインした世界に一つだけの「マイ箸」を作る漆箸絵付け体験をすることもできます。
木曽漆器館の詳細 ■住所: 〒399-6302 長野県塩尻市大字木曽平沢2324-150 ■アクセス: ≪車≫ 長野自動車道「塩尻IC」から約24㎞ ≪公共交通機関≫ JR「木曽平沢駅」徒歩7分 ■料金: 大人:300円 中学生以下:無料 ■電話番号:0264-34-1140 ■営業時間:9:00~16:00 ■観光地URL:https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/75/3803.html
3.寝覚めの床
寝覚の床は、花崗岩地帯に木曽川の流れが削り姿を現したものです。
花崗岩特有の割れ方が、大きな箱を並べたような不思議な造形をもたらしました。
また明治以降は水力発電や用水の引水で木曽川の水面が低下し、岩の巨大さがより引き立っています。
以前は国の名勝に指定され県立公園となっていましたが、近年中央アルプス国定公園へと昇格しました。
また、この地には古くから浦島伝説が残されていることも特徴です。
公園付近は春に桜が咲き、秋には対岸の山々が紅葉で色付きます。
寝覚めの床の詳細 ■住所: 〒399-5600 長野県木曽郡上松町寝覚 ■アクセス: ≪車≫ 長野自動車道「塩尻IC」から約1時間 ≪公共交通機関≫ JR「上松駅」→路線バス「寝覚の床」徒歩5分 ■料金:無料 ■電話番号:0264-52-2001 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:https://kiso-hinoki.jp/colibri-wp/tourist/nezamenotoko/
4.御嶽山
日本百名山の一つともなっている御嶽山。
長野県と岐阜県の県境にあります。
この御嶽山は何回もの爆発を繰り返したコニーデ型の複式火山で、1979年には突然、地獄谷に新しい噴火口を現出させ、日本中をびっくりさせました。
また、91年、07年にもごく小規模な噴火をしています。
最高峰は中央火口丘、剣ヶ峰で、その周りを継子岳、摩利支天山、継母岳などが外輪山となって取り囲んでいます。
これらの峰々の間にはエメラルド色をした、一ノ池から五ノ池まで数えられる山上湖が散在していて、これらの池を結んでの池巡りコースをすることもできます。
御嶽山の詳細 ■住所: 〒397-0201 長野県木曽郡王滝村 ■アクセス: ≪車≫ 中央自動車道「中津川IC」から約2時間 ≪公共交通機関≫ JR「木曽福島駅」→路線バス→御岳ロープウェイ ■料金:無料 ■電話番号:0264-25-6000 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:http://www.kankou-kiso.com/spot/spot_ontakesan.html
5.新滝・清滝
里宮から御嶽山へ向かう道を辿り、三合目に現れるのが「清滝」と「新滝」です。
深い森を背景に宿す荘厳な谷合から轟音をとどろかせる「清滝」は、古くから御嶽山を信望する行者が御山に登拝する際に必要とされる百日間の精進潔斎する行場でした。
「清滝」は、車道からも姿が望める滝で、往時から信者が最も滝行を行った滝であり、清滝不動明王、清滝弁財天が祀られています。
水量も豊富で、真冬には氷柱が出現しさらに荘厳な赴きを魅せます。
また「新滝」は、流れ落ちる滝の裏側に小さな岩祠があり、そこから滝を見ることのできる「裏見滝」とも呼ばれ、冬になると滝の流れが繊細な氷柱となって、一層神秘的な表情に変わります。
新滝・清滝の詳細 ■住所: 〒397-0201 長野県木曽郡王滝村 ■アクセス: ≪車≫ 中央自動車道「伊那IC」から1時間30分 ≪公共交通機関≫ JR「木曽福島駅」→路線バス「新滝」徒歩10分 ■料金:無料 ■電話番号:0264-48-2257 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:http://www.ontake.jp/%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A1%E5%91%BC%E3%81%B3%E8%A6%9A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%A8%E3%81%93%E3%82%8D/%E6%B8%85%E6%BB%9D%E3%83%BB%E6%96%B0%E6%BB%9D
伊那路エリア
1.千畳敷カール
2万年前、氷河期の氷で削り取られたお椀型の地形です。
中央アルプスには日本を代表する「千畳敷カール」「濃ヶ池カール」等のカールがあり、「千畳敷カール」は高山植物の宝庫として知られています。
春にはスキーが、夏には高山植物、秋には黄金色に輝く山肌、冬には紺碧の空と純白の冬景色と四季折々ダイナミックに変化する雄大で美しい景色を楽しむことができます。
下界では決して味わうことのできない感動のひとときは、決して忘れることなく、永く心に刻み込まれるでしょう。
フォトスポットは思わず何枚もシャッターを切ってしまう場所です。
千畳敷カールの詳細 ■住所: 〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂1 ■アクセス: ≪車≫ 中央自動車道「駒ヶ根IC」から約2㎞→駒ケ根高原→路線バス「しらび平駅」→駒ヶ根ロープウェイ「千畳敷駅」 ≪公共交通機関≫ JR「駒ヶ根駅」→路線バス「しらび平駅」→駒ヶ根ロープウェイ「千畳敷駅」 ■料金:無料 ■電話番号:0265-81-7700 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:http://www.kankou-komagane.com/alps/
2.下栗の里
下栗の里は、南アルプスを望む飯田市上村の東面傾斜面にある標高800m~1,000mの地区です。
最大傾斜38度の傾斜面に点在する耕地や家屋は、遠山郷を代表する景観を作りあげています。
「にほんの里100選」にも選ばれています。
景観の美しさ、自然と暮らしの調和、こうした姿がオーストリア・チロル地方に似ていることから、「日本のチロル」とも呼ばれています。
下栗は、南アルプスを望む景観がすばらしく、スタジオジブリがアニメ制作にあたり下栗を取材するなど、様々なメディアを通じて下栗の里の名が全国的に知られるようになってきています。
下栗の里の詳細 ■住所: 〒399-1403 長野県飯田市上村下栗 ■アクセス: ≪車≫ 中央自動車道「飯田IC」から約75分 ≪公共交通機関≫ JR「飯田駅」→路線バス「上町」→タクシーで15分 ■観光地URL:http://www.shimoguri.com/index.html
3.天竜峡
天竜奥三河国定公園内にあり、諏訪湖を水源とし伊那谷を貫いて太平洋に注ぐ天竜川の流域の中でも、両岸に聳え立つ大岸壁や奇岩により山水画をほうふつさせる奇勝絶景の天竜川随一の名勝地です。
遊歩道を散策すると、四季折々の峡谷美を手軽に楽しむことができます。
天龍峡を余すことなく鑑賞するには、川下り舟が最適です。
約50分間の川下り。
天龍峡十勝をはじめとする山水画のような幽玄な風景が水上から堪能できます。
途中、ガイドの案内と船頭による投網ショーもあります。
天竜峡の詳細 ■住所: 〒399-2431 長野県飯田市川路4756 ■アクセス: ≪車≫ JR「天竜峡駅」徒歩1分 ≪公共交通機関≫ 三遠南信自動車道「天竜峡IC」から約1㎞ ■料金:無料 ■電話番号:0265-27-2946 ■営業時間:年中無休 ■観光地URL:https://www.city.iida.lg.jp/site/bunkazai/tenryukyou.html
4.高遠城址公園
武田信玄の五男仁科五郎盛信が織田信長の長男信忠と戦い、壮絶な死を遂げた高遠城は、明治4年の廃藩置県によって城が取り壊され、明治8年に公園となりました。
高遠藩の旧藩士達が「桜の馬場」から桜を移植したことにより、今では全国でも有数の桜の名所となっています。
本丸の老木はこの時植えられたもので、4月には約1,500本のタカトオコヒガンザクラが、淡紅色で小ぶりの花を枝いっぱいにつけます。
公園内には、国の登録有形文化財の指定を受けた高遠閣や城下から移築された問屋門、太鼓櫓、新城藤原神社のほか、高遠公園碑、無字の碑、靖国招魂碑などの碑文等、古きを偲ぶ歴史的資料がたくさんあります。
高遠城址公園の詳細 ■住所: 〒396-0213 長野県伊那市高遠町東高遠 ■アクセス: ≪車≫ 中央自動車道「小黒川スマートIC」から約25分 ≪公共交通機関≫ JR「伊那市駅」→路線バス「高遠駅」徒歩20分/タクシー5分 ■料金:無料 ■電話番号:0265-96-8100 ■営業時間:8:00~17:00 ■観光地URL:https://www.inacity.jp/shisetsu/koenshisetsu/takatojoshikoen.html
5.昼神温泉郷
昼神温泉は、長野県と岐阜県の山間にある自然豊かな「阿智村」にあります。
あまり知られてはいませんがその歴史は古く、約250年前の古書にも記されているほどです。
空気が澄んでいることや、周囲の電灯が少ないことからきれいな星空を眺められる場所としても知られています。
温泉は、強アルカリ性。
湯量が豊富で確かな効能を誇る天然温泉は独特なトロッとした泉質で、保湿効果が期待できるナトリウムイオンが豊富で、「美肌の湯」とも言われています。
温泉街は山・川の自然に囲まれ、のどかな時間が流れています。
そして、「湯屋権現社」「阿智神社」の2つのお社がこの地と温泉を守ってくれています。
昼神温泉郷の詳細 ■住所: 〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里338-25 ■アクセス: ≪車≫ 中央自動車道「飯田山本IC」から約10分 ≪公共交通機関≫ JR「上諏訪駅」→直行バス「昼神温泉」 ■電話番号:0265-43-3001 ■観光地URL:https://hirugamionsen.jp/
長野旅行でおすすめの観光スポット30選をご紹介しました。
長野には魅力的なスポットが満載。
自然だけではなく美味しい食事や温泉を楽しむことができる人気の観光地です。
この記事を参考に、日々の疲れがリフレッシュできるような旅行を計画されてみてはいかがでしょうか?